ジョギング再開

結膜下出血がほぼ十日目にして恢復し、また天気も回復したので、午後3時頃からいつものコースでジョギングを再開した。実は先月末にオークションで格安で入手できたガーミンforerunner 405と心拍計を装着して初めてのデータ収集も兼ねてのジョギングである。実のところ405の設定には四苦八苦し、何とか1週間ほどかかってPCのガーミンコネクトのソフトと接続してデーター解析が出来るようになったところだつたので、走ることよりもむしろデータ収集の方がとても楽しみであった。
走り自体はブランクもあったため結構ハードであったが、ほぼ納得いくデータが得られた。クーグル地図とのコース照合もややずれていた個所もあったが、ほぼ忠実に再現でき、1㎞ごとのラップも5〜6min/㎞の範囲で、心拍は最高140になることが分かった。何よりもこれらすべてのデータがPC上で一つの図表として表示できることの素晴らしさに大満足であった。GPS精度は地形や樹木などに影響されるので、開けたところでは精度が±5m程度で問題ないが、当然のことながら建物、樹木、切通しなどでは精度が落ちるようである。高度表示もやや不安定で、このコースのスタート地点は地形図から215m、最低標高は185mであったが、表示では218、165mとなり、やや誇張された数値であった。装置自体が腕時計と同じ大きさであるので、ランニング中にラップタィムやバーチャルランナーとの差を確認するには表示盤の数値がやや読み取りにくく、データを気にすると走りと安全の確保にやや問題があるように感じられた。ともあれ、forerunerはランニング中のペース配分やデータ記録にとってとても有用で、科学の力がここまで進歩したことを改めて実感した次第である。先月だったか打ち上げに成功した日本上空に長時間とどまる人工衛星の活用がさらに進めばGPSの精度が数10㎝まで向上し、益々その利用価値が高まることが期待されているとのこと。