日帰りドック健診

申込をためらっていたために遅くなってしまったが、今年も日帰り人間ドックを受診してきた。夕べは積雪もあったので6時に携帯アラームを設定して眠ったのだが結局4時に目覚めてそのまま布団にくるまっていた。心配した路面の雪は殆ど消えていたので予定より早く病院に到着した。8時15分頃には健診が始まり、なかなか尿意を催さない採尿も今回は順調で、また大嫌いなバリウムも何とか指示通り飲み下すことができた。受診者は私のほか男性一人だけであったこともあり、10時過ぎには終わった。ブランチともいえる病院の準備した食事を食べたあと、医師の診断結果の説明を受け11時にはすべてが終了した。数項目の異常が指摘されたがこれまでの経過からほぼ予想通りの結果で、この1年努めてきた運動の効果は明瞭には現れていなかったのが残念であった。しかし、悪化していたわけではないので良しとしなければならない。ただ血圧だけは異常に高く納得できなかった。これは昨年の検査もそうであったが、自宅で図るといつも正常値であるのに病院で測ると完全な高血圧症である。医師もこの点は困ったらしく、一度24時間の血圧モニターを取り付けた検査を進めてくれたが、どうしたものか。自己流に解釈すると緊張性の高血圧、いわゆる仮面高血圧の一つである白衣高血圧・・・日常生活では正常血圧なのに、診察室だと緊張して血圧が高くなる症状だと思うのだが、血圧がこんなにも感受性の高いものであるとの確証は医師でもできないようであった。それよりもこの年になってなお幼児性の恐怖症を脱していない自身の神経薄弱性に呆れ入っている。