連休後の孫

間もなく3歳になる孫が、連休明けから朝の母親との別れを厭がってしばしの間泣く毎日を送っている。30分もすると徐々に泣きやむのだが、やはり連休で母親べったりの生活のパターンが出来たことによると思われる。保育園で過ごす時間は、この年齢の幼児たちにとっては多分楽しいことよりも我慢を強いられることが多いであろうことから、ささやかな抵抗でもあろう。そうは思うものの孫の世話の大変なことの一つは、何とか機嫌をとって登園させ、楽しく朝夕の留守番ができるように心掛けなければならないことである。夕方は保育園から解放されるから、我慢から一挙に解放されるせいか、元気を取り戻し我儘やおやつのおねだりに閉口させられるが、これも幼児の心理なのだとほとほどにやり過ごすように努めなければならない。そんな毎日ではあるが、幼児の思わぬ大人びた言動には驚かされることもあり、行きつ戻りつしながらも日々成長していく孫の様子を少し離れて観察できることを幸せとしなければならない。