小児科医院の診察

時折冷え込む日が多くなったと思ったら、下の孫が昨夜から発熱、咳のため保育園を休ませることになった。となると日中は私が看病しなければならない。これが一番つらい。雨がひどくて濡れてしまうので上の孫も一緒に休ませ体温を測ったり水分を補給したり、小児科病院に診察に行かなければならない。熱は38.2℃で相当苦しそう。何とか上の孫をビデオを観させて留守番を言い聞かせ、抱っこで傘をさして近くの小児科医院に出かける。前日が休診日、今日は金曜日のせいか相当混み合っている。約40分程待って診察、50年配の医師は型どおりの診察、いつもの風邪薬を処方して約1分で終了。熱や咳の様子を伝えるも病名も対処法の説明もなく、聴診器は斜めに当てて約5秒、咽の診察も瞬時、ベテランとはいえこれが診察かと甚だ疑問だが、混んでいることもあり口を挟むには躊躇する。多分、説明を要しない程度の単純な風邪の症状なのだろうと自分を納得させて診察室を出る。その後20分ほど待って次は薬局、約30分ほどで薬をもらい本降りの雨の中を帰宅するともうお昼過ぎ。幼児の診察は確かに診察券と保険証がある限り無料で気兼ねなく受診できるのは結構なのだが、こんな気休めのような診察で大丈夫なのかとついつい思ってしまう。午後はさらに熱が上がり38.8℃で苦しそうだが、額を冷やすも厭がってすぐ外してしまう。沿い寝してせいぜい手を握ったり、背中をさすったりでやり過ごす。発熱途中で解熱剤を使い無理に熱を下げると免疫力を弱めるとどこかで聞きかじったことがあって解熱剤を使うことなく様子をみる。母親が6時半に戻ってきてホッと一安心。一目様子を見るなり、こんなに苦しそうにしている時は、解熱剤を使って一旦でも早く熱を下げるものだと云われ、やれやれとの思いで何とか解放された1日であった。