三浦半島活断層への警戒

東日本大震災から4か月が経つが、今なお余震活動が活発であり、昨日も宮城県沖でM7.3の余震があった。巨大地震のため、東日本の陸地が最大で6m以上も東南東方向に移動したという。そのひずみが周辺部のプレート境界にも変化をもたらし、特に三浦半島から北西に延びる活断層が不安定性を増加しているという。この断層帯関東大震災震源域とも一致しており、M8クラスの地震の可能性があるという。震源が陸地もしくは陸地に極く近い直下型の地震となる可能性が高く、たとえ津波が起らなくても建物の倒壊や火災によって大きな災害が発生する可能性が高いという。交通網の寸断、停電、断水などその被害は測り知れず大都市型災害による機能麻痺の長期化が心配される。備えあれば憂いなしというが、人口過密地帯では避難場所の確保や物資の供給、移動もままならず、個々の対応といってもせいぜい2、3日の備えしかできないし、現にそれさえも出来ていない状態なので、明日からでも少しづつ救急物資や避難法などを準備しておきたいものである。