大学の同期会に行ってきた

幹事から是非にもと誘われていた大学時代の同期会に連休初日でもあったので参加してきた。卒業以来40数年、全員が65歳を超えて大半が現役を退いていると思いきや、参加した半数は現役であった。僕のように無職で孫の面倒を常時みているものは皆無で、羨ましがられるどころかもっと積極的に社会とかかわった方がよいと発破をかけられる始末であった。自分としては、達成感は別としてこれまで十分に働いてきたつもりで、いまさら働いたり、何がしかの繋がりを持ちたいとはあまり思ってはいない。むしろ、高齢者の社会進出は若い世代の雇用の場を奪うことになっていると思っている。老後の経済的な不安が大きい場合はいたしかたないと思うが、社会全体としては年金支給開始の先送りや団塊世代の退職時期と重なったことが、若者の雇用の場を奪い、そのことによる社会的損失は将来に大きな負担となっていくことは確かであろう。ともあれ、学生時代の思い出や健康、日本の将来への不安などが主な話題として旧交を温めた楽しい同期会であった。