保育園送迎

孫娘はこの四月からその兄と2人で保育園に通うことになり、私は朝と夕の送迎と両親のいない間の育児をしている。送迎のために中古の軽自動車を何とか購入した。当地横須賀市谷戸と呼ばれる起伏の多い土地で、道幅が狭く、そのうえ坂道も多いので普通車よりも運転しやすいと考えたからで、それは正解であった。150人ほども受入れている保育園なのに駐車場は3台分しかなく、狭い道にハザードランプを付けて駐車場待ちし、しかもその駐車場の出し入れはかなり難しいので毎回神経を使いはたす。一週間ばかり経って少し慣れたところであるが、今度は2人とも風邪のような症状で四日間も休んでしまった。これにはほとほとまいった。病院につれて行くにも、世話をするにも子供の育児がこれほど大変なものだということをわが子の時はまったく意識しないで過ごしてきた。というよりはわが子の育児を妻に任せきりにして、職場に逃げていたために経験していなかったことになる。土日はそんな毎日から解放され、孫よ早くひとり前になって爺さんを解放してくれと切に願いつつ、ゆっくりと朝食を食ったところである。